院内感染を防いで治療

院内感染
院内感染は病院だけでなく、歯科クリニックでも起こりうる感染症です。インフルエンザ、最近ではコロナウイルス、私達がまだ知らない未知のウイルスがあります。大きな病院では入院患者、院内スタッフの間で多数の感染者が発生する事があります。数人が発症するとクラスターと言います。来院する人にはアルコール除菌設置利用、小まめな拭き取り除菌掃除が当たり前になってきました。疾患がある人、高齢者、まだ免疫の少ない小さな子供には感染のリスクは非常に高く、感染症が流行り出す毎年10月位から翌年春先まで最も敏感になります。病院は不特定多数の来院があるので感染経路が分からず院内で感染が広がる事が多くあります。病院、リハビリ施設などは注意が必要です。
感染の原因
健康な人はウイルスに感染しても気付かずに免疫で回復します。気付かずに院内にウイルスを持ち込んでしまいます。無症状のまま院内にウイルスを持ち込んでしまうと免疫の落ちている患者は体力がなく感染しやすくなっています。ウイルスに勝つだけの免疫がないので症状が悪化する事があります。病原体が組織に侵入し炎症反応を引き起こすと感染になります。人から人、医療器具などを媒介にして広がります。患者だけでなく医療従事者、お見舞いの訪問者も含まれます。接触した物からの接触感染、咳・くしゃみなどの飛沫感染、空気中をウイルスが浮遊して空気感染が感染経路です。しかし、行動範囲が広いと感染経路特定が難しくなります。スマホの位置情報サービスを利用すると行動履歴が分かりやすくお薦めです。