感染対策をいながら歯科治療

原因を正しく知る

通院する時私達は何に気を付けているでしょうか。アルコール除菌、マスクをして行く事が常識になってきました。例えば、喉が痛いなどと症状がある場合は乾燥しないように、咳エチケットを考えてマスクをしていきます。待合室にはアルコール除菌設置があり、指先除菌をする事が多くなってきました。
また、病室にお見舞いで入る時も病室前にアルコール除菌設置がしてあります。

近年、ウイルス感染により学校、施設、病院で集団感染のクラスターが問題になっています。ウイルスは目に見えない敵です。見えていればこちらから、避けて下さいと声掛けが出来ます。しかし、ウイルスは目に見えません。どこにいるのかも分かりません。私達の知らないウイルスは沢山あります。
直ぐに症状が出る、暫くしてから症状が出る、症状も個人差があります。疾患がある、免疫の弱い小さな子供は重症化しやすくとても怖い存在です。
数年前、インフルエンザの悪化で小さな子供が脳症で亡くなる事が多数ありました。ウイルスを完全に死滅させる事は不可能でも減少させる事は出来ます。歯科クリニックは口内を治療します。口から直接細菌が入りやすい状況です。歯科医と患者は密接状態でないと細かな治療になります。
歯科クリニックは使い捨てに出来る物は使い捨てにし、殺菌消毒と感染予防対策をしています。患者は通院前に歯磨きをする事で口内を清潔に保ち、なるべく細菌を少なくします。歯科クリニックと患者の双方で院内感染予防により感染を抑えて行く事が出来ます。

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